鞄・ハンドバッグ・小物技術認定1級職人の校長がいるスクール
鞄・ハンドバッグ・小物技術認定とは?
それは革職人のライセンス
日本の革のために、そして、職人のために制定された、「鞄・ハンドバッグ・小物技術認定(皮革部門)制度」。
“革職人のライセンス”とも言うべき資格が取得できる制度です。
日本の伝統ある皮革技術に対する社会一般の評価を高め、職人の技能と社会的・経済的地位の向上を図るとともに、皮革産業の未来を担う後継者を育成することを目的としています。
この制度は、天然皮革等を素材とする鞄・ハンドバッグ・小物の製作に従事する人々が持っている技術や知識を一定の基準によって検定し認定するもので、具体的には、実施団体である日本鞄ハンドバッグ協会が試験問題を作成し、合格者には協会から合格証書を交付します。
第2回(平成24年度)1級合格
大月 照雄 校長
試験の等級と受験資格
鞄・ハンドバッグ・小物の3つの部門から1種類を選択します。
小物部門はさらに「紳士」「婦人」に分けて試験を行います。
Q.1級の認定を受けての感想があればお聞かせください。
私は学校の校長をしているので、今回の私の合格をきっかけにして、本校の生徒達がこの試験を技術習得のひとつの目標にしてくれるとありがたいです。
Q.鞄職人になったきっかけをお聞かせください。
たまたま田舎から上京して就職した先がバッグ職人だったというのがきっかけになります。そんななかで良い親方に出会えたことで、革職人を続けることができました。
Q.革職人の醍醐味、どういった所にやりがいを感じますか。
平面のものをいかにして立体にしていくか、革に合ったイメージをいかにして商品にしていくか、が醍醐味だと思います。
Q.若い革職人、これから革職人を目指す方にメッセージをお願いします。
私達のころと比べて、今の若い方はやりたい仕事を選べる環境にあると思います。自分で選んだからには努力を惜しまず、足りないところは人一倍頑張って日々精進していってもらえたらと思います。